令和7年度 スローガン
ジリトリタ ~自己の成長が 自己と地域の永続的繁栄に繋がる~
令和7年度会長 伊藤由紀江 所信

少子高齢化、消滅可能性自治体など、人口減少が問題となり始めてすでに20年近く経ちました。大野市の高齢化率も40パーセントに近くなり、平均年齢は50歳を超えます。このような時代にあって、私たち若者の役割とは、青年部の役割とはいったい何でしょうか。
地域の活性化のためのイベントの開催や政策提言、社会貢献活動、ビジネス交流など、様々な立場から様々な答えになると思いますが、私の考える答えは、会員と大野YEGの自己革新と未来の創造です。自分たちに何ができるかを知り、どのように実現させていくかを考えるために、学び、経験を共有し、主体的に取り組んでいくことが、これからの大野を支えていく力となるのではないかと考えます。
私は子供のころからお寺に関わることが多々あり、いわゆる普通の子供よりも仏教が身近に感じる環境で育ちました。大人になるにつれて、お寺だけでなく神社や御朱印収集、また自身の仕事でもある東洋医学など、古くからの日本的な考え方やモノに興味を持つようになっていく中で、今年度スローガンとして掲げた「自利と利他」という言葉を知りました。
ジリ(自利)とは、自己の修行により得た功徳を自分だけが受け取ること、「自分の利益」のことをいい、リタ(利他)とは、自己の利益のためでなく他の人々の救済のために尽くすこと、「他人の利益」のことをいいます。
自利と利他を両立させることで、自分自身も幸せになり、他人も幸せにすることができる。他人の利益をかなえることがなければ商売は成立しない。自分の利益が相手の利益に繋がり、自分が儲かれば相手も儲かる。そのような考え方を今年度は大野YEGに取り入れて活動していきたいと考えています。
自利と利他を大野YEGに置き換えると、「自分」は「青年部」で、「他人」は「地域」になります。青年部活動を通して「青年部の利益」を考えるときに「地域の利益」が伴えば、大野市の魅力が増し関係人口が増え、その循環が結果的に自分たちの利益に繋がっていくと考えます。
今年度、大野YEGは発足40年となり、令和8年度に40周年を迎えます。先輩方から受け継いできたこの組織が、50年、100年と続いていくために、改めて自分たちが自分たちのために、地域のために何ができるのかを考え実践し、青年部と地域が永続的な繁栄を続けていくための一年にしていきます。
