令和6年度 スローガン
YEG,コネクト! ~繋がり結び、未来を描く~
令和6年度会長 羽生昌昭 所信
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスも昨年の令和5年5月には5類に移行し、「アフターコロナ」と言われる時代となり、制限された生活から以前のような自由に行き来できる世の中になりました。しかし、一方で自然災害は年々増加傾向にあり、令和6年1月の能登半島地震では多くの方が被災し、改めていつ起こるともわからない自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。また、身近な所では人口減少・物価高騰と、私たちの社会には見過ごすことのできない数多くの問題があります。
しかし、それに嘆いてばかりでは前には進めません。社会情勢を正しく理解し、問題や課題をどう乗り越えていくかを共に考えていくことが、我々「青年経済人」ではないでしょうか。そして、青年経済人が集まり交流研鑽をする場が、商工会議所青年部(YEG)だと考えております。一人一人の力は小さいかもしれませんが、YEGをうまく活用し、繋がり結びつくことによって、自分一人ではできない大きな規模の事業も行うことができます。
そこで、今年度のスローガンは「YEG,コネクト!」と掲げました。「コネクト」は「繋ぐ、結びつける」という意味です。我々YEGの大きなメリットは、繋がり結びつくことによって生まれる交流と研鑽です。
YEG活動を行うことにより、単会内では市内の異業種同士が繋がり、市外県外では全国各地のYEG会員と繋がり、親交を深めることもできます。またYEG会員と繋がるだけでなく、YEG活動を通して行政や他団体とも繋がり、地域の活性化に役立つこともできます。さらに今年は、北陸新幹線が福井県敦賀市まで繋がり、中部縦貫自動車道も令和8年には岐阜県の白鳥ICまで繋がります。
全国的にも多くの単会が会員数減少となっていく中、大野YEGも例外ではありません。そうした逆境の中でも、地域、人、心に至るまで、しっかりと一人一人が繋がり、結びつけば、共にかがやく未来を描けると私は信じています。どうぞよろしくお願いいたします。